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こんにちは。
本書『新・明解C言語実践編』は、C言語の基礎をある程度マスターして次のステップを目指すみなさんのためのテキストです。
見えないエラー/見えにくいエラー/見落としやすいエラーに始まって、必須の知識ともいえる型変換、文字列とポインタ、構造体と共用体、ファイル処理、プログラム実行時に必要な大きさのオブジェクト(変数)を動的に生成する方法など、数多くのテクニックを学習します。
それに加えて、他のテキストではあまり解説されることのない、配列内をやりくりする線形リスト、探索が容易になるように索引の付いた線形リスト、2分探索木における非再帰的手法による探索など、応用的なプログラム例も満載です。
最後の章では、カーソル位置や文字の表示色を制御するライブラリ関数を示します。これは、MS-Windowsを含めた多くの環境で実行できるものです。
本書では、204編のプログラムと、174点の図表を使って学習を進めていきます。豊富なプログラムリストと図表を使って学習することが、『新・明解C言語』シリーズの特徴です。数多くのプログラムリストに触れることを英語の学習にたとえると、数多くの例文や会話文などに触れることに相当します。
シリーズ第3作目である本書の『実践編』というサブタイトルは、取り上げている話題のすべてが、プログラミングの学習や開発の現場で起きた問題点や疑問点であることに由来します。
プログラミングに限ることではありませんが、どんなものにも《落とし穴》が潜んでいます。こうした落とし穴を避けて通る方法を本書で学習しましょう。
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