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文字列操作
■ 概要
本ヘッダは、文字型の配列及び文字型の配列として扱われる他のオブジェクトの操作に有用な一つの型と複数の関数を宣言、一つのマクロを定義する。宣言する型は、
size_t
であり、定義するマクロは
NULL
である(いずれも
stddef.h
で規定)。配列の長さの決定は、種々の方法によって行うが、すべての場合でchar*型またはvoid *型の実引数は、配列の(最も低いアドレスをもつ)先頭文字を指す。配列へのアクセスがオブジェクトの終端を越える場合の動作は定義されない。
size_t
型で宣言された実引数nは、関数に対して配列の長さを指定する。nの値は、関数呼出し時点で0であってもよい。この箇条の特定の関数の機能の項で明示的に異なる規定を行わない限り、nが0の呼出しであっても、その呼出しに対するポインタ実引数は正しい値をもっていなければならない。nが0の呼出しでは、文字の出現を捜す関数は、文字を見つけられないとし、二つの文字並びを比較する関数は、0を返し、文字をコピーする関数は、0個の文字をコピーする。
□ コピー関数
memcpy
memmove
strcpy
strncpy
□ 連結関数
strcat
strncat
□ 比較関数
memcmp
strcmp
strcoll
strncmp
strxfrm
□ 探索関数
memchr
strchr
strcspn
strpbrk
strrchr
strspn
strstr
strtok
□ その他の数
memset
strerror
strlen