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C & C++ FAQ
目次

C C++ a++と++aの違いは何ですか。

 増分演算子(インクリメント演算子)には、前置と後置の2種類があります。前置

++a

では、この式全体の値の評価が行われる前に、インクリメントが行われ、後置

a++

では、この式全体の値の評価が行われた後に、インクリメントが行われます。
 したがって、aの値が3であるとき、

b = ++a;

を実行すると、まずaがインクリメントされ、値が4となります。式++aを評価した値は、4ですから、bには4が代入されます。  また、同様にaの値が3であるとき、

b = a++;

を実行すると、式a++を評価した値である3がbに代入されます。その後、aがインクリメントされ、値が4となります。
 なお、減分演算子--も同様です。

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