第2種情報処理技術者試験
1994年度 = 平成6年度・秋期
午前
問16
仮想記憶に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア
仮想記憶空間は、主記憶から補助記憶へ連続したアドレスが割り付けられる。
イ
個々のプログラムに対しては、主記憶の容量を超えない範囲で仮想空間が与えられる。
ウ
主記憶に置かれていないプログラムは、キャッシュメモリ上で実行される。
エ
ページング方式は、仮想記憶を実現する一方法である。
オ
マルチタスクの実現には、仮想記憶が必要である。
解答
エ
解説
ページング方式は、仮想記憶を実現するための一方法
であり、実記憶空間と仮想記憶空間を、ページと呼ばれる固定長の領域に区切り、対応づけて管理します。そのため、実記憶領域の利用効率が高く、領域管理も容易です。