第2種情報処理技術者試験 1994年度 = 平成6年度・秋期 午前 問23

 命令のアドレス指定方式に関して、番地部に記された内容を、そのまま命令の処理対象にするものはどれか。

 ア インデックス修飾指定方式  イ 間接アドレス指定方式
 ウ 相対アドレス指定方式  エ 即値アドレス指定方式
 オ 直接アドレス指定方式

解答

 エ

解説

ア インデックス修飾指定方式
 番地部に記されたアドレス値に、指標レジスタ部の内容を加えた値を有効アドレスとします。

イ 間接アドレス指定方式
 番地部に記されたアドレス上に格納されている値を、有効アドレスとします。

ウ 相対アドレス指定方式
 番地部に記されたアドレス値が、ある“基準”から「どれだけ離れているか」を表す方式です。“基準”として、プログラムカウンタの値が利用されることが多い。

エ 即値アドレス指定方式
 番地部に記された値が、そのままオペランドすなわち命令の処理対象となるデータ値を表します。

オ 直接アドレス指定方式
 番地部に記されたアドレス値が、そのまま有効アドレスとなります。


BohYoh.comトップページへ