第2種情報処理技術者試験 1994年度 = 平成6年度・秋期 午前 問25

 命令セットを使用頻度の高い基本命令に限定して制御のための回路を簡単にし、更にパイプライン処理が有効に働くように命令語長をできるだけ統一することで、命令の処理時間の短縮を図った処理装置のアーキテクチャはどれか。

 ア CASE  イ CISC  ウ RAM
 エ RISC  オ SCSI

解答

 エ

解説

ア CASE(computer aided software engineering)
 ソフトウェアの開発や保守の自動化を支援するツールです。

イ CISC(complex instruction set computer)
 複雑で語長の長さの異なる命令セットを数多くもっているため、パイプライン処理が働きにくい処理装置のアーキテクチャです。

ウ RAM(random access memory)
 読書き可能なメモリ。

エ RISC(reduced instruction set computer)
 命令セットを使用頻度の高い基本命令に限定して制御のための回路を簡単にし、更にパイプライン処理が有効に働くように命令語長をできるだけ統一することで、命令の処理時間の短縮を図った処理装置のアーキテクチャです。

オ SCSI(small computer systems interface)
パラレル転送のためのインタフェースです。


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