第2種情報処理技術者試験
1994年度 = 平成6年度・秋期
午前
問37
システム開発工程のうちの外部設計における作業内容として、
適切でないもの
はどれか。
ア
会話処理を実現するための画面遷移や画面レイアウトを設計する。
イ
コードを付与する対象を選定し、コード付与対象ごとにコード表を作成する。
ウ
プログラムの構造を決定し、その詳細機能を洗い出す。
エ
報告書の出力媒体の選択や報告書レイアウトの設計を行う。
オ
ユーザのシステム化要求を明確化するため、業務フローを整理、確認する。
解答
ウ
解説
外部設計
の段階では、ユーザ要件の収集分析結果をもとに、システムの機能を確定します。また、その機能を実現するために必要な基盤(システム構成など)を明確にします。この際、コンピュータシステムの内部に関わりなく、ユーザの要求・意見を反映しなければなりません。
具体的には、サブシステムの定義と展開、画面設計、報告書設計、コード設計、論理データ設計、外部設計レビューを行います。
なお、
ウ
は、内部設計で行う事項です。