第2種情報処理技術者試験
1994年度 = 平成6年度・秋期
午前
問40
プログラム設計工程でモジュール分割を行う場合の留意事項の例として、
適切でないもの
はどれか。
ア
1モジュールから呼び出す従属モジュールの数に制限をつける。
イ
1モジュールが適切な大きさのステップ数になるようにする。
ウ
モジュールからモジュールを呼び出す階層構造があまり深くならないようにする。
エ
モジュール間のインタフェースが単純になるようにする。
オ
モジュール内の論理を分かりやすくするために、適度にコメントをつける。
解答
オ
解説
規模の大きいプログラムを一まとめのものとして設計すると、処理の流れなどは非常に複雑になってしまいます。そこで、機能単位に分割するのが
モジュール化
の考え方であり、次のように留意しながら行います。
1モジュールから呼び出す従属モジュールの数に制限をつける。
1モジュールが適切な大きさのステップ数になるようにする。
モジュールからモジュールを呼び出す階層構造があまり深くならないようにする。
モジュール間のインタフェースが単純になるようにする。