第2種情報処理技術者試験
1994年度 = 平成6年度・秋期
午前
問42
システム開発のテスト工程において、単体テスト(モジュールテスト)の直後に行う結合テストに関する記述として、適切なものはどれか。
ア
システムが外部仕様書に示された機能どおりに実現されているかを検証するテストである。
イ
処理時間や応答時間の目標が達成されているかを検証するテストである。
ウ
接続する入出力機器や通信機器の種類と数に問題がないかを検証するテストである。
エ
プログラムの部品であるモジュール間のインタフェースを検証するテストである。
オ
目標どおりのジョブの多重度走行や端末の同時接続が実現できるかどうかを検証するテストである。
解答
エ
解説
以下のように、より小さい単位から次第に大きい単位へという手順でテスト作業を進めます。
① 単体テスト
モジュールをテストします。プログラミングの段階で行います。
② 結合テスト
モジュールを結合して一つのプログラムとして作動するかどうかのテストであり、
モジュール間のインタフェースを検証する
ために、プログラムの入出力を含む一貫テストを行います。
③ システムテスト
プログラム全体をとおして、システムとして作動するかテストします。
④ 運用テスト
実際のデータを使って、利用者も含めてシステムが実務上運用できるようにテストします。