第2種情報処理技術者試験 |
1994年度 = 平成6年度・秋期 |
午前 |
問58 |
センタ側から出る一つの回線に複数の端末が分岐接続されているデータ通信システムがある。センタ側制御局が端末側従属局に対して、送信データの有無を問い合わせるか、又は受信準備の状態を問い合わせてから、データ送受信を行う方式はどれか。
ア コンテンション方式
| イ 全二重通信方式
| ウ 同期伝送方式
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エ 非同期伝送方式
| オ ポーリング/セレクティング方式
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オ
- ア コンテンション方式
- ポイントツーポイントの接続において、送信側が送信要求を出し、送信先から承諾応答を受けると、データ転送を開始します。
- イ 全二重通信方式
- 双方向にデータを送受できる通信方式です。
- ウ 同期伝送方式
- データの前にSYN符号をつけて同期をとるキャラクタ同期方式(SYN同期方式)、送信するデータがない場合もフラグを送り続けて同期をとるフラグ同期方式などがあります。
- エ 非同期伝送方式
- 1文字ごとにスタートビットとストップビットを付けて送信し、受信側でビット検出を行って、文字符号の位置を判定します。
- オ ポーリング/セレクティング方式
- センタから出る一つの回線に複数の端末が分岐接続されているデータ通信システムにおいて、センタ側制御局が端末側従属局に対して、送信データの有無を問い合わせるか又は受信準備の状態を問い合わせてから、データ送受信を行う方式です。