第2種情報処理技術者試験 1994年度 = 平成6年度・秋期 午前 問61

 LANで用いられるアクセス方式はどれか。

 ア CSMA/CD  イ HDLC手順  ウ PCM
 エ X.25  オ ベーシック手順(基本データ伝送制御手順)

解答

 ア

解説

ア CSMA/CD(carrier sense multiple access with collision detection)
 搬送波検知多重アクセスCSMA/CDcarrier sense multiple access with collision detection)は、1本のケーブルによる共通の伝送路でつなぐ、主にバス型LANで利用されているデータ送信の制御方式です。送信データを送った際に衝突を検知すると、送信を中断します。

イ HDLC手順(high-level data link control)
 ベーシック手順(基本データ伝送制御手順)に比べて、伝送効率・信頼性の高い伝送制御手順です。LANに限らず用いられます。

ウ PCM(pulse code modulation)
 主として音声のA/D変換、D/A変換による方式です。

エ X.25
 パケット網に関するCCITTの勧告です。

オ ベーシック手順(基本データ伝送制御手順)
 回線の種別・速度などに依存しない伝送制御手順です。LANに限らず用いられます。


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