第2種情報処理技術者試験
1995年度 = 平成7年度・春期
午前
問6
多くの計算機が、演算回路を簡単にするために補数を用いている理由は何か。
ア
加算を減算で処理できるため
イ
減算を加算で処理できるため
ウ
乗算を加算の組合せで処理できるため
エ
乗算を加算とシフトの組合せで処理できるため
オ
除算を減算の組合せで処理できるため
解答
イ
解説
数の減算は、補数の加算と同等ですから、
減算を加算で処理できる
ことになります。すなわち補数を利用すると、加算も減算も加算回路で行えるため、演算回路を簡略化できます。