第2種情報処理技術者試験 1995年度 = 平成7年度・春期 午前 問20

 記憶素子としてのDRAMとSRAMの相対的な特徴を示した表の中で、正しい組合せはどれか。

 集積度    速度    消費電力 
 ア   DRAM  高速
 SRAM  低速
DRAM 高速
SRAM 低速
DRAM 高速
SRAM 低速
DRAM 低速
SRAM 高速
DRAM 低速
SRAM 高速

解答

 エ

解説

 記憶素子としてのRAMrandom access memory)に関する問題です。
DRAM(dynamic RAM)
 1ビットを、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現します。時間の経過とともに放電するので定期的な書き込み=リフレッシュが必要です。
 SRAMと比較すると集積、速、消費電力です。

 
SRAM(static RAM)
 フリップフロップ(双安定回路)で作られており、集積度が低く製造コストが高くなります。そのため、比較的小容量であるキャッシュメモリなどに使われます。
 DRAMと比較すると集積、速、消費電力です。


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