第2種情報処理技術者試験 |
1995年度 = 平成7年度・春期 |
午前 |
問64 |
外部設計、内部設計、プログラム設計等の工程において、機能分割やプログラム構造の設計を行う際に利用する手法として、適切でないものはどれか。
ア HIPO
| イ 状態遷移図
| ウ データフロー図
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エ 流れ図
| オ パレート図
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オ
内部設計では、以下のような設計手法を用います。
ア HIPO(hierarchy plus input-process-output diagram)
構成モジュールの階層構造と、各モジュールを入力・処理・出力の形で表現したもの。入出力と処理ステップの関係を明確に表現できます。
イ 状態遷移図
時間経過や状態変化に着目して、システムの動作を記述するときに便利な表現方法。楕円で実体を表現し、矢印で状態の遷移を表現します。
ウ データフロー図(DFD:data flow diagram)
データの流れを中心にシステムを表現する方法。情報の流れ(データフロー)を矢印、処理を円、データストア(データが蓄積されている状態)を2本の太線、外部(データの発生源または行先)を四角で表します。
エ 流れ図(flow chart)
処理の順序やデータの流れを図に表現したもの。
オ パレート図
多数の管理項目の重要度を判定するため、大きさの順に項目を並べ、その累積和をグラフに記入したものです。