第2種情報処理技術者試験 1995年度 = 平成7年度・春期 午前 問66

 外部設計や内部設計の工程において、画面の設計を行う場合の留意事項として適切でないものはどれか。

 ア  画面遷移ではメニューによる段階的選択だけでなく、習熟者向けの直接選択を考慮する。
 イ  画面上の入力項目は、“    ”や“[   ]”で囲うなど、入力するフィールドであることを強調する。
 ウ  参照する項目が、左から右、上から下に配置されるように画面レイアウトを設計する。
 エ  処理を完結させるため、データ入力の中断や前画面への戻りなどはできないように設計する。
 オ  タイトルやメッセージの表示位置を統一するなど、画面レイアウトの標準化を図る。

解答

 エ

解説

 画面設計では、ヒューマンインタフェースを考慮して行う必要があります。入出力項目の配置、入力順序、画面遷移など利用者の立場に立って設計します。操作方法はできるだけ標準化されていることも重要です。
 選択肢に示すように、“処理を完結させるため、データ入力の中断や前画面への戻りなどはできないように設計する”と、入力ミスした画面に戻れなくなりますから不適切です。


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