BohYoh.com《第２種情報処理技術者試験》1995年度＝平成7年度・秋期午前問80

第２種情報処理技術者試験

1995年度＝平成7年度・秋期

午前

問80

　著作権について、正しい記述はどれか。

ア	権利の侵害については、“知らなかった”では済まない。先に権利を取得した人がいれば権利の侵害になる。
イ	権利は自動的には発生せず、出願し、審査を通過して、登録された時に発生する。
ウ	著作者の死後75年又は公表後75年が保護の期間である。創作後、75年以内に公表しなければならない。
エ	発明したものを独占的に生産したり、使用、譲渡、貸与、展示したりできる権利である。
オ	プログラム言語、規約、解法などは保護の対象とはならない。

解答

　オ

解説

ア	先に権利を取得した人がいても、独自に作成すれば新たな著作権が発生します。
イ	公表あるいは登録しなくても、著作物を創作した時点で権利が発生します。
ウ	創作時点で権利が発生し、その保護期間は、著作者が個人であれば死後50年間、法人であれば公表後50年間です。
エ	発明したものを独占的に生産したり、使用、譲渡、貸与、展示したりできる権利は、著作権ではなく特許権です。
オ	プログラムは保護の対象ですが、プログラムのアイデアや、プログラム言語、規約、解法は保護の対象となりません。