第2種情報処理技術者試験 |
1996年度 = 平成8年度・春期 |
午前 |
問17 |
a、bを整数とする。次の流れ図によって表されるアルゴリズムを実行した後、a、bの値に無関係に成り立つ条件はどれか。
ア x=0 かつ y=a+b
| イ x=a かつ y=b
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ウ x+y=a+b
| エ x-a=y-b
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オ x×b=y×a
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ウ
このアルゴリズムによって、xおよびyの値は、以下のように変化します。
- 最初の代入によって、xの値はaと等しくなり、yの値はbと等しくなります。
- 続くループAでは、以下のようになります。
- xの値が正のとき
- x回繰り返されますので、xの値は0になり、yの値はx増えます。
- xの値が0あるいは負のとき
- 繰返しは行われませんので、x,yの値は変化しません。
ア aの値が負であれば、xの値はaと等しくなり、0にはなりませんので、違います。
イ aの値が正であれば、xの値は0になりますので、違います。
ウ 正解です。
エ 明らかに違います。
オ 明らかに違います。