第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・春期 午前 問25

 記憶素子DRAMの原理に関して、次の文中の      に入れるべき適切な字句の組合せはどれか。

 主記憶装置に広く用いられるDRAMは、  a   に記憶機能をもたせており、   b   によって1ビットの情報を記憶する。この情報の読出しは   c   に行われ、  d  


   a           b           c           d       
 ア   磁性媒体  磁心の磁化方向  破壊的  再磁化が必要である
 磁性媒体  磁化の方向  非破壊的  高速読出しが可能である
 電気回路  コンデンサの電荷の有無  破壊的  リフレッシュが必要である
 電気回路  フリップフロップの状態  非破壊的  リフレッシュが不要である
 反射面  ピットの有無  光学的  媒体の消耗がない

解答

 ウ

解説

 DRAMdynamic RAM)は、1ビットを、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現する記憶素子です。時間の経過とともに放電するので定期的な書き込み=リフレッシュが必要です。
 SRAMと比較すると高集積、低速、小消費電力です。
 なお、は磁心記憶装置、は磁気バルブ装置、はSRAM、はCD-ROMです。


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