第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・春期 午前 問44

 ピアツーピア型のLANシステムの特徴を、正しく記述しているものはどれか。

 ア  各コンピュータ間で、ディスクの共有はできるが、プリンタの共有はできない。
 イ  拡張性と信頼性に優れているので、大規模LANシステムに向いている。
 ウ  高トラフィックのトランザクション処理システムの構築に適している。
 エ  すべてのコンピュータが、対等の立場で接続されている。
 オ  ブリッジやルータを使用して、LAN間接続をすることはできない。

解答

 エ

解説

 ピアツーピアpeer to peer)型LANでは、専用のサーバをおかずに、接続されたコンピュータを対等につなぎます。小規模なLANに適しており、1台のコンピュータがクライアントとサーバの両方の働きをすることができます。

 各コンピュータ間で、ディスクの共有もプリンタの共有もできます。

 拡張性が低いため大規模LANシステムに向きません。

 高トラフィックのトランザクション処理システムの構築には適しません

 すべてのコンピュータが対等の立場で接続されています。

 ブリッジやルータを使用してLAN間接続をすることはできます


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