第2種情報処理技術者試験 |
1996年度 = 平成8年度・春期 |
午前 |
問64 |
“データを読み込み、数字データだけを選んでその平均値を表示する”プログラムをSTS分割したとき、それぞれの機能は吸収、源泉、変換のどの部分に分類されるか。正しい組合せを選べ。
| 機 能 |
| データ入力 | 数字選択 | 平均値算出 | 表示 |
ア | 吸収 | 吸収 | 源泉 | 変換 |
イ | 吸収 | 源泉 | 源泉 | 変換 |
ウ | 源泉 | 源泉 | 変換 | 吸収 |
エ | 源泉 | 変換 | 変換 | 吸収 |
オ | 変換 | 吸収 | 吸収 | 源泉 |
ウ
STS分割法は、データは、入力/処理/出力という一連の流れに沿って処理されていくことに着目して、プログラムを以下の三つに分割する技法です。
- 源泉(source)
- 入力処理機能 ※データ入力・数字選択
- 変換(transform)
- データ処理機能 ※平均値算出
- 吸収(sink)
- 出力処理機能 ※表示