第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・秋期 午前 問19

 命令セットアーキテクチャに関してCISCと比較したとき、RISCの特徴として最も適切なものはどれか。

 ア  1マシンサイクルだけで実行が完了する命令が多い。
 イ  オペランドアドレスの指定法やメモリにアクセスする命令が多い。
 ウ  高水準言語の命令に近い複雑な処理を行う命令が多い。
 エ  マイクロプログラム技術が多く採用されている。
 オ  レジスタの個数が少ない。

解答

 ア

解説

 RISCreduced instruction set computer)は、命令セットを使用頻度の高い基本命令に限定して制御のための回路を簡単にし、更にパイプライン処理が有効に働くように命令語長をできるだけ統一することで、命令の処理時間の短縮を図った処理装置のアーキテクチャです。

 1マシンサイクルだけで実行が完了する命令が多い。

 オペランドアドレスの指定法やメモリにアクセスする命令は少ない

 高水準言語の命令に近い複雑な処理を行う命令が少ない

 マイクロプログラム技術は多く採用されていません

 レジスタの個数が多い


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