第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・秋期 午前 問43

 パケット交換網の特徴として、適切なものはどれか。

 ア  同じ速度の専用線と比ベ、通信網の中での伝送遅延は小さい。
 イ  課金の際の料金体系は固定料金制なので、大量のデータ通信を行うシステムに適している。
 ウ  専用線のような相手固定接続はできない。
 エ  伝送速度の異なる端末やコンピュータ間でもデータ通信ができる。
 オ  一つの回線で、複数の端末と同時に接続して通信することはできない。

解答

 エ

解説

 パケット交換方式は、情報をパケットという単位に分割して送受信する通信方式です。

 パケットが送信先に到着しなかった場合は、網内での処理による遅延が発生します。

 課金の際の料金体系は通常は従量制であり、データをパケットに分割しますので、大量のデータ通信を行うシステムに適していません

 専用線のような相手固定接続はできます

 伝送速度の異なる端末やコンピュータ間でもデータ通信ができます。

 一つの回線で、複数の端末と同時に接続して通信することができます。


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