第2種情報処理技術者試験 | 1996年度 = 平成8年度・秋期 | 午前 | 問55 |
MTBFが短くても、MTTRが長い場合は信頼性は高いといえる。 | |
一般的にMTBFが長い場合、MTTRも長くなる。 | |
一般的にMTBFが短い場合、MTTRは長くなる。 | |
システムに冗長性をもたせることによってMTBFを改善できる。 | |
システムの稼働率はMTBFだけで評価され、MTTRには依存しない。 |
解答 |
解説 |
T1 T2 T3 T4 正常稼働 ──── ────── ─── ──── … →時間 修 理 ─ ── ─ ─ t1 t2 t3 t4
稼働時間 (T1 + T2 + … + Tn) ──── = ────────── 故障回数 n
修復時間 (t1 + t2 + … + tn) ──── = ────────── 故障回数 n
MTTRが短ければ信頼性は高いといえます。 | |
どれだけ故障せずに連続して稼働するかを表すMTBFと、いったん故障したらどのくらい修理に時間がかかるかを表すMTTRは、独立した値であって無関係です。 | |
システムに冗長性をもたせることによってMTBFを改善できます。 | |
システムの稼働率は、次の式に示すように、MTBFとMTTRの両方で評価されます。
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