第2種情報処理技術者試験
1996年度 = 平成8年度・秋期
午前
問61
構造化設計技法の一つであるHIPOに関する記述として、適切なものはどれか。
ア
図式目次とデータフロー図で表現される。
イ
図式目次には、処理ブロック間で受け渡す制御情報を矢印とともに記述する。
ウ
図式目次は、プログラムの全体的な機能を示し、処理ブロックに記述される番号は処理の順序を示す。
エ
選択や繰り返しを表現するために流れ図の記号を用いる。
オ
入出力と処理ステップとの関係を明確に表現できる。
解答
オ
解説
HIPO
(
hierarchy plus input-process-output diagram
)は、構成モジュールの階層構造と、各モジュールを入力・処理・出力の形で表現したもので、
入出力と処理ステップの関係を明確に表現できます
。
図式目次
(
VTOC
:
visual table process output
)でプログラムやモジュール間の上下関係を階層的に表現し、
総括ダイアグラム
および
詳細ダイアグラム
でプログラムやモジュールへの入力・処理・出力を図で表現します。