第2種情報処理技術者試験 |
1996年度 = 平成8年度・秋期 |
午前 |
問64 |
ホワイトボックス法に関するテストケースの作成方法はどれか。
ア エラー推測
| イ 原因-結果グラフ
| ウ 限界値分析
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エ 条件網羅
| オ 同値分析
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エ
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造やアルゴリズムに着目してロジックを調べるテスト方法です。テストケースの設計法として、条件網羅、命令網羅、判定条件網羅、判定条件/条件網羅、複数条件網羅などの手法を使います。
- ■ 命令網羅
- プログラム中のすべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する。
- ■ 判定条件網羅
- 判定条件で、真、偽ともに少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する。
- ■ 条件網羅
- 判定条件の真と偽について、それぞれの組合せを満たし、かつ少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する。
- ■ 複数条件網羅
- 判定条件の真と偽について、あらゆる組合せの経路を網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する。