第2種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度・春期 |
午前 |
問3 |
西暦1980年1月1日からの経過秒数で時刻を管理するシステムがある。この経過秒数を記録する領域が30ビットの場合、西暦何年でけたあふれが起こるか。
ア 1999
| イ 2000
| ウ 2014
| エ 2025
|
ウ
まず1年の秒数を求めましょう。
365×24×60×60=31,536,000
となります。
経過秒数を記憶するのが30ビットでは、230の値を表せます。これは、210×210×210です。210は1,024ですから、1,073,741,824です。この値を31,536,000で割ると、34.04812988…となります。
すなわち、約34年分の経過秒数を表現できますので、1980+34で2014が得られます。