第2種情報処理技術者試験 1997年度 = 平成9年度・春期 午前 問29

 プログラム割込みの原因となり得るものはどれか。

 ア  入出力動作が終了した。
 イ  ハードウェアが故障した。
 ウ  プログラムで演算結果があふれた(オーバーフローした)。
 エ  プログラムの実行時間が設定時間を超過した。

解答

 ウ

解説

 割込みが発生すると、実行中のプロセスを一時停止し、そのプロセスの再続行が可能なようにCPUの状態などを保存します。一種のサブルーチンコール(関数呼び出し)のようなものであり、割込み条件が成立すると、割込みの種類に応じてあらかじめ指定されたプログラムが実行されます。実行後は(何もなかったかのように)元のプログラムに戻ります。
 プログラム割込みは、ソフトウェアによって発生するものであり、オーバフロー、0による除算、記憶保護違反などによって発生します。


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