第2種情報処理技術者試験 1997年度 = 平成9年度・春期 午前 問33

 プロセスの相互排除(排他制御)に用いられるものはどれか。

 ア コンテンション  イ セマフォ
 ウ チェックポイント  エ ハッシュ

解答

 イ

解説

 セマフォとは、手旗信号を意味する言葉です。コンピュータの世界では、E.W.Dijkstraが提案した、カウンタと待ち行列からなるデータ構造を指します。
 資源の状態を待ち(P)、続行(V)の二つの操作で表すことで共有データの排他的アクセス、同一資源の割当てなどの作業を行い、プロセス間で同期を取り、資源を共有する複数のプロセスの処理を円滑に行います。


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