第2種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度・春期 |
午前 |
問48 |
データべース操作において障害が発生した際に、データべースの状態をトランザクション開始時点の状態に戻す障害回復操作はどれか。
ア チェックポイント
| イ データベースダンプ
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ウ ロールバック
| エ ロールフォワード
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ウ
データベースに障害が発生したときの復旧には、ロールバックとロールフォワードがあり、本問で問われているのはロールバックです。
- ア チェックポイント
- データの処理状況を定期あるいは不定期的に書き込むタイミングです。障害発生時に一から処理をやり直すのではなく、チェックポイントから処理(データベースの復旧作業など)を行うことをチェックポイントリスタートといいます。
- イ データベースダンプ
- データベースの内容確認のために、全内容を何らかの形式で表示・印刷することです。
- ウ ロールバック
- ジャーナルファイルに記録された更新前情報を用いて、現時点からトランザクション処理時点まで戻ることによって復旧します。
- エ ロールフォワード
- ディスク障害時に、バックアップテープからデータをリストアした後、バックアップ時以降のジャーナルを反映させて最新の状況にデータベースを回復する方法です。