第2種情報処理技術者試験
1997年度 = 平成9年度・秋期
午前
問12
負数を2の補数で表現する2進整数値の最下位2ビットが“11”であった。この2進数を10進数の4で割ったとき、その余りはどれか。ただし、除算の商は、その絶対値の端数が切り捨てられるものとする。
ア
その2進数が正であれば3
イ
その2進数が負であれば-3
ウ
その2進数の正負にかかわらず0
エ
その2進数の正負にかかわらず3
解答
ア
解説
最下位2ビットが“11”になる整数を2進数と10進数とで並べてみましょう。
■
正の値
0…000011
+3
0…000111
+7
0…001011
+11
0…001111
+15
0…010011
+19
■
負の値
1…111111
-1
1…111011
-5
1…110111
-9
1…110011
-13
1…110111
-17
以上から、4で割った余りは、値が
正であれば3
、
値が負であれば-1
であることが分かります。