第2種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度・秋期 |
午前 |
問53 |
システムを構成する機器の故障率λ(t)と利用し始めてからの経過時間tとの関係をグラフにすると、一般に次のバスタブ曲線を描く。設計・製造の不良や使用環境との不適合などによって起こる故障は、一般にA、B、Cのどの範囲に多く発生するか。
ア
機器の故障率と利用し始めてからの経過時間との関係は、バスタブ曲線を描きます。
A … 初期故障が発生します。
B … 初期故障が出尽くして偶発故障が発生します。
C … 磨耗故障が発生します。
設計・製造の不良や使用環境との不適合などによって起こる初期故障が発生するのはAの区間ですから、正解はアです。