第2種情報処理技術者試験 1997年度 = 平成9年度・秋期 午前 問63

 プログラムの構造化設計におけるワーニエ法の説明として、適切なものはどれか。

 ア  扱うデータの構造に着目して、入出力データの構造図を作成し、次に入力データの構造図をもとにプログラム構造図を作成する方法である。
 イ  扱うデータの流れに着目し、データフロー上の機能を源泉(source)、変換(transform)、吸収(sink)にグループ分けする方法である。
 ウ  ソフトウェアをデータとプロセスの集合としてとらえ、一体化することによってモジュールとしての独立性を高める方法である。
 エ  プログラムの制御構造に着目し、呼出し関係を表す制御フローに基づいて論理設計を行う方法である。

解答

 ア

解説

 ワーニエ法は、扱うデータの構造に着目して、入出力データの構造図を作成し、次に入力データの構造図をもとにプログラム構造図を作成する方法です。
 集合論に基づく設計技法であり、主にファイル処理を中心とする適用業務のモジュール分割に広く用いられています。


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