第2種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度・春期 午前 問18

 次のような一連の代入文がある。
  x+y → x
  x-y → y
  x-y → x
 x、yの初期値をそれぞれA、Bとするとき、最後の代入文の実行が終了した時点におけるxとyの値の正しい組合せはどれか。

   x       y   
 ア 
2B A-B
A-BA-B

解答

 イ

解説

x+y → x
 xとyの値をxに代入します。すなわち、xの値がyだけ増えます。したがって、xとyの値は次のようになります。
  x … A+B
  y … B

x-y → y
 xからyを引いた値をyに代入します。したがって、(A+B)-Bがyに代入されます。したがって、xとyの値は次のようになります。
  x … A+B
  y … A

x-y → x
 xからyを引いた値をxに代入します。すなわち、xの値がyだけ減ります。したがって、xとyの値は次のようになります。
  x … 
  y … 

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