第2種情報処理技術者試験 |
1998年度 = 平成10年度・春期 |
午前 |
問51 |
関係データベースの性能比較項目として、データを格納するのに必要なディスク容量、参照に要する処理時間、レコードの追加に要する処理時間を考える。関係データベースにインデックスを付加した場合、付加しない場合に比べて、これらの項目はどのような傾向を示すか。ただし、データの参照には、付加したインデックスを使用するものとする。
| データの格納に 必要なディスク容量
| 参照に要する 処理時間
| レコードの追加に 要する処理時間
|
ア
| 多くなる
| 遅くなる
| 速くなる
|
イ
| 多くなる
| 速くなる
| 遅くなる
|
ウ
| 少くなる
| 遅くなる
| 速くなる
|
エ
| 少くなる
| 速くなる
| 遅くなる
|
イ
関係データベースにおけるインデックスは、データを高速に検索するための索引です。
- データベース本体部の他にインデックスを付加することになりますので、データの格納に必要なディスク容量は多くなります。
- インデックスの情報を利用して高速に検索できますので、参照に要する処理時間は速くなります。
- データの追加時は、データ本体だけでなくインデックス部も更新しなければなりませんので、レコードの追加に要する処理時間は遅くなります。