第2種情報処理技術者試験 |
1998年度 = 平成10年度・秋期 |
午前 |
問20 |
多重処理の考え方を導入して複数バンクを使用し、処理装置の主記憶へのアクセス待ち時間を減少させようとする方式はどれか。
ア キャッシュメモリ
| イ 蓄積交換
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ウ パイプライン
| エ メモリインタリーブ
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エ
メモリインタリーブは、主記憶を幾つかの並列にアクセス可能な区画に分割し、各アクセス単位をできるだけ並行動作させることによって、連続したメモリへのアクセスを効率良く行う方式です。
- ア キャッシュメモリ
- 処理装置の演算速度に比べ主記憶装置へのアクセス速度は遅く、その速度差を縮めるために処理装置と主記憶装置の間におく高速の記憶装置です。
- イ 蓄積交換方式
- ネットワークにおけるデータ通信の一方式です。
- ウ パイプライン
- 命令の読出しから実行までを複数のステージに分け、各ステージを並行して実行することによって、処理効率を向上させる方式です。