第2種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度・秋期 午前 問48

 パケット交換に関する記述として、正しいものはどれか。

 ア  ISDNでは、パケット交換はサービスされない。
 イ  回線交換と比較して、網内遅延時間が短い。
 ウ  パケット交換による通信を行うためには送信側、受信側の双方がパケット形態端末(PT)である必要がある。
 エ  複数の論理回線を設定することによって、1本の物理回線で同時に複数の相手と通信を行うことができる。

解答

 エ

解説

 パケット通信は、情報をパケットという単位に分割して送受信する通信方式です。

 ISDNでは、パケット交換はサービスされます

 蓄積交換方式であり、パケットが送信先に到着しなかった場合は、網内での処理による遅延が発生します

 パケット形態端末(PT)でない場合は、PADを使用すれば通信できます。

 複数の論理回線を設定することによって、1本の物理回線で同時に複数の相手と通信を行うことができます。


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