第2種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度・秋期 午前 問57

 システムを安全かつ安定的に運用するための指標としてRASISがある。稼働率はRASISのどれに含まれるか。

 ア Availability  イ Integrity  ウ Reliability  エ Security

解答

 ア

解説

 システムの信頼性、保全性、機密性に関する指標であって、安心して利用できるよう備えておくべき性質を表すRASISは、以下に示す五つの単語の頭文字です。
Reliability … 信頼性
システムが一定期間安定して動作する能力。

Availability … 可用性
システムが正常に動作している時間の割合すなわち稼働率です。

Serviceability … 保守性
システムの故障の発生に対する修復の容易さ。

Integrity … 統合性
紛失や破壊からデータを保護したり、破壊されても修復できる性質。

Security … 安全性
データやシステムを不正に利用させない性質。

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