第2種情報処理技術者試験
1999年度 = 平成11年度・春期
午前
問39
プログラム言語に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア
COBOLは事務処理用に開発された言語であり、英語の表現に近い記述が特徴である。
イ
CはUNIXシステムを記述するために開発された言語であり、再帰的にプログラムを記述することが特徴である。
ウ
Fortranは技術計算用に開発された言語であり、強力なプリプロセッサが特徴である。
エ
Lispはリスト処理用に開発された言語であり、厳格なデータ型の宣言が特徴である。
解答
ア
解説
ア
COBOLは事務処理用に開発された言語であり、英語の表現に近い記述が特徴です。
イ
CはUNIXシステムを記述するために開発された言語であり、
手続き的な
プログラムを
逐次
記述できます(再帰的なプログラムは
手続き的に逐次
記述できます)。強力なプリプロセッサが特徴です。
ウ
Fortranは技術計算用に開発された言語です。プリプロセッサはサポートされていません。
エ
Lispは、人工知能の研究に大きな影響を与えた、記号処理に適する非手続き型の関数型プログラム言語です。