第2種情報処理技術者試験 |
1999年度 = 平成11年度・秋期 |
午前 |
問15 |
正の整数Mに対して次の二つの流れ図に示したアルゴリズムを実行したとき、結果のx の値が等しくなるようにしたい。 に入れる条件として、正しいものはどれか。
ア n > M
| イ n > M + 1
| ウ n > M - 1
| エ n < M
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ア
左側の流れ図は、n の値をM, M-1, … 1とデクリメントしながら、それを掛けた値をx に代入します。すなわち、Mの階乗を求めるものです。
右側の流れ図は、n の値を1, 2, … とインクリメントしながら1×2× … ×Mの乗算を行った結果をx に代入します。Mを乗じた直後にn の値が一つ増やされてM + 1となったときに、繰返しを終了しなければなりません。したがって、アのn > Mが正解となります。