第2種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度・秋期 午前 問43

 通信速度64kビット/秒の専用線で接続された端末間で、平均1,000バイトのファイルを、0.6回/秒の頻度で等間隔に転送するときの回線利用率(%)に最も近い値はどれか。ここで、ファイル転送に伴い、転送量の15%の制御情報が付加されるものとする。

 ア 1.1  イ 7.5  ウ 8.6  エ 24.0

解答

 ウ

解説

 平均1,000バイトのファイルに15%の制御情報を加えて、0.6回/秒の頻度で等間隔に転送しますから、平均データ転送量は次のようになります。
  1,000 × 1.15 × 0.6 = 690(バイト/秒)= 5,520(ビット/秒)
 したがって、回線利用率は、次のように求められます。
  5,520 ÷ 64,000 = 0.08625 = 8.625


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