第2種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度・秋期 午前 問61

 ソフトウェアのテスト方法のうち、ソフトウェア保守のために変更した箇所が他の部分に影響しないかどうかを確認する目的で行うものはどれか。

 ア 運用テスト  イ 結合テスト
 ウ システムテスト  エ レグレッションテスト

解答

 エ

解説

ア 運用テスト
 ユーザ部門が主体となり、実際に運用するときと同じ条件でテストをする、最終テストです。ユーザ部門が自らテストケースを設定し、実際に運用するときと同じ条件でテストを行い、システムが要求仕様を満たしているかどうかを検証します。

イ 結合テスト
 モジュールを結合して一つのプログラムとして作動するかどうかのテストであり、モジュール間のインタフェースを検証するために、プログラムの入出力を含む一貫テストを行います。

ウ システムテスト
 プログラム全体をとおしてシステムとして作動するかをテストします。

エ レグレッションテスト
 ソフトウェア保守のために変更した箇所が、ほかの部分に影響しないかどうかを確認する目的で行うテストです。退行テストとも呼ばれます。


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