第2種情報処理技術者試験 2000年度 = 平成12年度・春期 午前 問38

 再入可能プログラムの特徴として、適切なものはどれか。

 ア  実行時に必要な手続きを補助記憶装置から呼び出しながら動作する。実行時の主記憶領域の大きさに制限があるときに、有効な手法である。
 イ  手続きの内部から自分自身を呼び出すことができる。
 ウ  複数のタスクで利用するとき、一時に一つのタスクでの使用が可能である。
 エ  複数のタスクによって並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返す。

解答

 エ

解説

 実行中であっても、他のタスクから呼び出すことのできるプログラムは、リエントラント(再入可能)であるといわれます。
 プログラムを手続き部分とデータ部分に分割して、データ部分をタスクごとにもっていますから、複数のタスクによって並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返します


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