第2種情報処理技術者試験 |
2000年度 = 平成12年度・春期 |
午前 |
問44 |
14,400ビット/秒の回線を用いて、90文字からなる電文を調歩式で伝送すると、1分間に何個の電文を送ることができるか。ここで、1文字はパリティビットなしの8単位符号とし、スタート信号とストップ信号はそれぞれ1ビットとする。また、回線利用率は80%とする。
ウ
1文字のデータは、本体8ビットに、スタートビット1ビットとストップビット1ビットが加わって、計10ビットです。したがって、一つの電文は、10ビット×90文字で900ビットです。
回線は利用率が80%ですから、実質の伝送速度は14,400×0.8=11,520ビット/秒です。したがって、1分間に送れる電文の個数は以下のように求められます。
11,520 ÷ 900 × 60 = 768