第2種情報処理技術者試験
2000年度 = 平成12年度・春期
午前
問55
図の曲線は、故障の発生頻度をグラフにしたものである。グラフのaで示す部分が平らになる理由として、適切なものはどれか。
ア
初期故障が一定の確率で発生する時期だから。
イ
初期故障がほぼ出尽くし、偶発故障が一定の確率で発生する時期だから。
ウ
初期故障も摩耗故障もほぼ出尽くしてしまったから。
エ
摩耗故障が均等に発生する時期だから。
解答
イ
解説
機器の故障率と利用し始めてからの経過時間との関係は、与えられた図が示す
バスタブ
曲線を描きます。これは、時間の経過とともに、次のように推移するからです。
①
初期故障
が発生します。
② 初期故障が出尽くして
偶発故障
が発生します。
③
摩耗故障
が発生します。
したがって、
イ
が正解です。