第2種情報処理技術者試験
2000年度 = 平成12年度・秋期
午前
問56
プログラムの制御構造に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア
“後判定繰返し”は、繰返し処理の先頭で終了条件の判定を行う。
イ
“双岐選択”は、前の処理に戻るか、次の処理に進むかを選択する。
ウ
“多岐選択”は、二つ以上の処理を並列に行う。
エ
“前判定繰返し”は、繰返し処理を1回も行わないことがある。
解答
エ
解説
・
ア
…
後判定繰返し
では、《条件》が成立する限り、《処理》を繰り返し実行します。なお、《条件》の判定は《処理》を行った
後
ですので、《処理》は必ず1回は実行されます。
・
イ
…
双岐選択
では、《条件》が成立するかしないかで、実行する《処理》を決定します。
・
ウ
…
多岐選択
では、《条件/通常はある変数の値》に応じて、複数の《処理》の
いずれか
を実行します。
・
エ
…
前判定繰返し
では、《条件》が成立する限り《処理》を繰り返します。ただし、最初の判断で《条件》が成立しなければ、《処理》は1回も行われません。