基本情報技術者試験 |
2001年度 = 平成13年度・春期 |
午前 |
問34 |
パソコンの磁気ディスクにおいて、あるファイルをほかのディレクトリにコピーしたところ、ファイルのフラグメンテーション(断片化)が発生した。この状況での記述として、適切なものはどれか。
ア
| 磁気ディスク全体の物理ダンプとリストアを行えば、フラグメンテーションは解消する。
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イ
| フラグメンテーションが発生したファイル以外にも、アクセス時間の長くなるものが生じる。
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ウ
| フラグメンテーションが発生したファイルを更にコピーした場合、コピー先でフラグメンテーションが進行することはあっても解消することはない。
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エ
| フラグメンテーションが発生しても、ファイルの大きさは元のファイルと同一である。
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エ
ファイルの読み書きを繰り返す、ディスク上に未使用領域が断片化して作られてしまうフラグメンテーションが生じることは避けられません。
ア ディスク全体の物理ダンプ(内容表示)とリストア(修復)を行っても、フラグメンテーションは解消されません。
イ フラグメンテーションが発生していないファイルは、連続した領域に格納されているわけですから、アクセス時間が長くなることはありません。
ウ フラグメンテーションの発生したファイルを更にコピーした場合、コピー先に連続した空き領域があれば、フラグメンテーションが解消することもあります。
エ フラグメンテーションが発生しても、格納場所が分断化されるだけですから、ファイル内のデータサイズは元のファイルと同一です。