基本情報技術者試験 2001年度 = 平成13年度・秋期 午前 問45

 ミドルウェアに属するソフトウェアに関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  経理や人事部門などの業務合理化を支援するためのソフトウェアである。
 イ  多数の応用ソフトウェアが共通に利用する基本処理機能を、標準化されたインタフェースで応用ソフトウェアから利用できるようにするためのソフトウェアである。
 ウ  ハードウェア資源の状態を常時監視して、コンピュータシステムの効率的利用を実現するためのソフトウェアである。
 エ  メモリ上のページごとの利用状況を監視して、ページの入替え作業を行い、効率の良い処理を行うためのソフトウェアである。

解答

 イ

解説

 ミドルウェアは、異なるメーカの機種間での応用ソフトウェアの移植性の確保や、相互接続を容易にするために導入されるソフトウェアであり、基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの中間に位置します。

  応用ソフトウェア  
ミドルウェア
基本ソフトウェア
ハードウェア

 経理や人事部門などの業務合理化を支援するためのソフトウェアは、応用ソフトウェアです。

 多数の応用ソフトウェアが共通に利用する基本処理機能を、標準化されたインタフェースで応用ソフトウェアから利用できるようにするためのソフトウェアです。

 ハードウェア資源の状態を常時監視して、コンピュータシステムの効率的利用を実現するのは、基本ソフトウェアであるOSです。

 メモリ上のページごとの利用状況を監視して、ページの入替え作業を行い、効率の良い処理を行うのは、基本ソフトウェアであるOSです。


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