基本情報技術者試験 2001年度 = 平成13年度・秋期 午前 問67

 関係データベースの主キーに関する記述として、正しいものはどれか。

 ア  主キーに指定した列に対して検索条件を指定しなければ、行の検索はできない。
 イ  数値を格納する列を主キーに指定すると、その列は算術演算の対象としては使えない。
 ウ  一つの表の中では、主キーの値が同じ行は存在しない。
 エ  複数の列からなる主キーを構成することはできない。

解答

 ウ

解説

 主キーは、1行(1件のレコード)を識別するための項目であり、すべての行は異なるキー値をもつ必要があります。

 主キーに指定した列でなくても、行の検索はできます。

 数値を格納する列を主キーに指定しても、その列は算術演算の対象として使えます。

 重複するキーは許されませんので、一つの表の中では、主キーの値が同じ行は存在しません。

 一つの列だけで識別できるキーが作成できない場合、複数の列からなる主キーを構成することができます。


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