基本情報技術者試験
2002年度 = 平成14年度・春期
午前
問4
浮動小数点形式で表現される数値の演算において、有効けた数が大きく減少するものはどれか。
ア
絶対値がほぼ等しく、同符号である数値の加算
イ
絶対値がほぼ等しく、同符号である数値の減算
ウ
絶対値の大きな数と絶対値の小さな数との絶対値による加算
エ
絶対値の大きな数と絶対値の小さな数との絶対値による減算
解答
イ
解説
浮動小数点演算において、
絶対値が近い
数値の加減算で有効数字のけた数が減る現象が
けた落ち
です。
符号が等しいときは減算
、
符号が異なるときは加算
を行うと発生します。