基本情報技術者試験 2002年度 = 平成14年度・秋期 午前 問15

 素子の動作は比較的遅いが、集積度を高めることが可能なので、プロセッサや周辺の回路を1個のチップに搭載した大規模LSIを安価に製造でき、プロセッサの主流として広く使用されている半導体はどれか。

 ア CMOS  イ DRAM  ウ ECL  エ TTL

解答

 ア

解説

ア CMOS(complementary metal oxide semiconductor)
 素子の動作は比較的遅いが、集積度を高めることが可能なので、プロセッサや周辺の回路を1個のチップに搭載した大規模LSIを安価に製造でき、プロセッサの主流として広く使用されている半導体です。

イ DRAM(dynamic random access memory)
 1ビットを、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現します。時間の経過とともに放電するので定期的な書き込み=リフレッシュが必要です。主記憶用のメモリとして広く利用されています。

ウ ECL(emitter coupled logic)
 エミッタ結合形論理回路です。

エ TTL(transistor transistor logic)
 接合型トランジスタを使った論理回路です。


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